『桜 Exhibition 2015』の本会期が無事に終了いたしました。
期間中、また私は現地へは行けなかったのですが…、
作品を観て頂いた皆様、運営スタッフの皆様、ありがとうございました!
また、期間中に作品を購入して頂けたとの事でとても嬉しいです。
手が震えております。。本当にありがとうございます!
この後の桜Exは4月のサンフランシスコでの展示を皮切りに、
海外を巡回していきます。引き続きよろしくお願い致します!
詳細はこちらの
公式サイト様へ!
下記が実際に展示されていたかずし野郎の作品です。
『未来【そら】は呼んでいる/Towards the future For the future』
この画像は、イラストレーターとして絶賛バリバリと大活躍中!!の
オオウラシオリ様から頂きました♪
いつもいつもありがとうございます(;∀;)
かずし野郎、、オオウラさんにはホンマにもう色々とお世話になっていまして、そしていつもお優しくってかわいく(ry止まらないので強制終了
これより以下はこの作品について。相変わらず文章長いので興味のある方はどうぞ。
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今回出展させて頂いたこの作品は、
「新たな明日に向かって、困難が待ち構えていても、あたしゃやってやる!」という
【新しい出発/決意/挑戦】等をコンセプトとし、描いたものです。
また、
「誰かの手から離れ、自分の手で舵をとる」だとか、
「未来へ向けて、未来の為に人生を重ねていく」だとか、
「子供から大人へ成長していく」だとか、、
そういったニュアンスも含ませています。
なので、このニュアンスの象徴として、セーラー服(それまで着ていた物)の上に着物らしき物(これから新しく纏っていく物)を羽織ってます。
春は新たな生活が始まる方も多いですしね。
作業用BGMはそのコンセプトに合ったようなものにしました。
そしてそこからもまた、とても影響を受けています。
絵として影響を受けたのは、月岡芳年、横尾忠則、そして昨今のアニメ。
それと、表向きのコンセプトとは別に、
裏のテーマとして取り入れたのが「外から見た日本」であったので、
もっと「かわいい」要素も入れようと小物をたくさん描こうとしていました。
あとは新旧入り乱れた日本の様子…「ビルと鳥居」とかも描きたかった。
他にも、浮世絵っぽく「炎」やら「銃的な物」等も描こうとしていたのですが、、
あまりにごちゃごちゃになったのでやめました。。
また、波と雲の狭間の空には「愛」「勇気」そして
雲の影にひと文字隠れて「○望」という文字を入れています。
・・・「希望」だと思った?・・残念、「絶望」でした(^
ω^) ←
「絶」を隠したのは意図的です。
この絵の彼女には今、絶望は見えていないのです。
(見て見ぬふりをしているのかもしれません。)
彼女の背中には、それまでの人生を背負っている感も出したかったので
和傘のモチーフ等で若干派手さを出しました。
日が出て明るい方へ顔を向けさせていますが、彼女の背中から後ろの空は夜をイメージして(彼女の新たな明日(あるいは今日なのかも)は、これから始まるので)、若干暗めにしています。よく見ると星も出てます。
そして背中側からは追い風を、でも正面からは向かい風を。
太陽の光で明るいけども、絵の中のこの波は
「四苦八苦」を表した荒波です。
舞っているのは、桜の花びらのような、彼女の心のような。
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と、まぁ長くなりましたが、
こんな感じの解説を現地で出来たら一番なのだろうな。
いつか必ず行ってみたい!
あと作業用BGMは、かずし野郎のブログではお馴染みの
イエローモンキーやら吉井ソロやらGLAYやら歌謡曲やら色々と聴いて、
そこから着想も得てますが(吉井ファンなら分かるニヤリポイントもありますが)、
でも今回特に強く影響を受けた曲は、hide with Spread Beaverの
「ピンクスパイダー」です。
日本語作品タイトルと、雲が桃色なのもここから来てます。
あとは彼女の着物らしき物の袖口辺りに…。
この曲の主人公は「失敗したけど、それでも再生すると決意をした」のだと私はとらえています。
悩んでいた作品題の仮のモノは「サムライガール」でした。oh‥。
影響受けた中の1曲にガールを付けただけで、
曲(の冒頭部分の歌詞)を知らない人には全く何も伝わらないのであえなく没。
分かる人だけ分かってください(^
ω^)
なんだか最後、結局音楽の話にそれてしまった気もしますが、、
最後まで読んで頂いてありがとうございました…!